I am OK, You are not OK [現代の若者考]

自己肥大症に罹った人は、常に自分を肯定し、一方他人に対しては、自分の意のままになるときだけ肯定し、ならないときは否定してかかるのだ。基本的には自分以外の人はNOなのだ。したがって、Iam OK, You are not OKの関係が成立する。ただし、Iはラージ“I”となり、You はスモール“you”となる。つまり、人間関係の一般的な公式が、この種の人にはバイアスがかかったいびつな公式(I am OK, you are not OK)になってしまうのだ。
何故なら、この種の人は常に「自分は他人の上にある」という錯覚(仮想)のうえに自己をつくっているから、下にいる他人があってはじめて肯定できる自分が成りたつのだ。そして、この関係が維持できている(と本人が思っている)間は問題は発生しないが、この関係が崩れると問題が発生する。(続く)


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