フランス旅行記(6) [パリ旅行(2009)]

食事はフランス料理で通すつもりだったが、さすがに飽きてきて、最後の日の夕食を日本料理にすることにした。ところが日本料理店(もちろん日本人が経営)だから支払いのほうも日本円でと思ったら受け取ってもらえず、それではドルはどうですかといったらそれはさらにダメだと言われ、結局ユーロしか受け取ってもらえませんでした。
一昔ならば、ドルは喜んで受け取ってもらえただけに、今回の金融危機以来、生活者レベルではドル資産離れは予想以上に進んでいることがわかった。それだけユーロへの信任が進んでいるということでもあります。
 今は金融秩序が一時的に混乱しているだけでまた元の状態(ドルの信認)にもどるのか、それとも混乱の後には複数の機軸が見えてくるのか―世界経済が立ち直った時、どのような通貨の体制になるのかーもう少し様子を見る必要がありそうだ。そのときには、新しい金融の地図とルールができるのかも知れない。
 それともう一つの話題。以前ならば有名ブランド品のお店のカウンターには、日本人が列をなしていたものが、今回は人影もまばらで、昔日の面影を失っていました。心なしか、シャンゼリゼ通りの人の数も少なくなっているように見えました。

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