変革と希望 [リーダーシップとマネジメント]

今日アメリカに新しい大統領が誕生した。アメリカは勿論のこと、これほど世界から待望された大統領も珍しい。それは、現状がどうしようもない状況にあるという裏返しにもなるということだ。
オバマ大統領が選挙期間中に訴えたことは、「変革」だった。それをみな望んでいるのにできないという現実がある。それにチャレンジしよう。それはできる(Yes,we can!).と訴えた。オバマ氏ならそれをやってくれそうだと期待して選挙民は一票を投じたのだ。
これまでの動向からすると、オバマ大統領には「I have a dream] と言って公民権運動を指導してきたキング牧師の影と重なって見えてくる。二人とも夢を語った。リーダーが「夢」を掲げて動き出しても、それについていくかどうかはフォロワーが決めることだ。夢だけではついていかない。そこには夢を語る人間的魅力が必要なのだ。二人にはそれがあった。
これがリーダーシップの本質で、マネジメントと違って強制力をもたないという特徴がある。したがって、この二つ(夢と人間的魅力)を保っている限り大統領は走っても、後には世界がついていくことになろう。また、それを期待したい。

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渡邉朝子

ブログを毎回楽しみに読ませていただきます。
by 渡邉朝子 (2009-01-22 23:36) 

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